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このままではWiiUも新型Xboxも発売前から周回遅れ?スマートフォン+OnLiveが描き出す家庭用ゲーム機の終焉

ゲーム機戦争終戦間近?スマートフォンのゲームプレイ進化が早すぎる もうXboxだとかPSだとか、ましてや3DSだとかVitaだとか、そんな議論は過去のものになるかもしれません。 ウルティマリチャード・ギャリオットが家庭用ゲーム機はまもなく終わる、と発言したのも記憶に新しいところですが、まもなくどころか下手をすると来年にも家庭用ゲーム機は終わりそうです。 Slashdot:ロード・ブリティッシュ曰く、「家庭用ゲーム機はまもなく終わる」 低スペックなPCでもハイクオリティな3Dゲームがプレイ可能なオンデマンドゲームサービスとして台頭してきたOnLiveですが、ついにiOSAndroid用のアプリをリリースです。 バットマンL.A. NoireiPadでプレイされる様子がIGNのムービーで紹介されています。 スマートフォンは日増しにPCの性能に迫っており、一部の人は家庭用ゲーム機の性能を凌駕するのも時間の問題と考えています。
2014年登場予定の「Stark」はTegra 2の約75倍の性能と言われており、現在のPCの性能を上回る。 ソース:ITmedia ゲーム機や斜陽のPCと違い、2015年にはスマートフォンは世界に10億台普及するとも言われている。 ソース:ITmedia
もともとOnLiveはハード性能をそれほど必要としない上に、スマートフォンの弱点であるメモリ容量もOnLiveであれば問題になりません。 ボトルネックである通信速度に関しても、ドコモのXiはじめLTEWiMAXの高速通信がスマートフォンでも当然になりつつあるいま、たいした障害にはならないかもしれません。 もちろんゲーム用コントロラーだって使えるし、テレビの大画面でプレイも可能です。 2015年、10億台のスマートフォンGrand Theft Auto V(グランドセフトオート5)がプレイ可能になったら、はたしてその時家庭用ゲーム機は生き残れるのでしょうか。 いま勢いのあるグリーやモバゲーといったスマートフォンをインフラにしたゲーム、SNSなどのソーシャルゲームすら影響を避けられないでしょう。 OnLiveはもちろん、現在日本ではサービスを行っていません。 ゲームはいわゆる洋ゲーで日本には関係ないかもしれません。 しかし、ガラパゴスでいられる時間は例によってそう長くないかもしれません。 現在Steamでも最初から日本語版がリリースされる例が増えています。 個人的に日本でのサービス開始はないだろうと思っていたオンデマンドTVサービス、Huluも日本語字幕&一部吹替であっさりサービスが始まってしまいました。 OnLive日本上陸も遠くないかもしれません。 (ちなみにHuluはいま1ヶ月無料体験実施中なので、年末年始にお正月番組を見たくない人はぜひ試してみるといいでしょう。PCの画質はいまいちですが、ブラビアで見るとメンタリストなんかは地デジとまったく見劣りしません。SDじゃないのか、それともブラビアがアップコンでもしてるのか。とにかくドラマや映画が見放題です。ゲーマーならPS3Xbox360でも視聴可能です。) もっともOnLive自体は現在も遅延や画質の問題を抱えており、サービスとしては微妙です。 ただ、HuluやOnLiveのように、これからはコンテンツもクラウド化していくことは避けられない流れになっています。 以前から噂されるように、Xboxプレイステーションも今後はクラウドサービス化の道を進み、どんなハードでもシームレスに、Gears of Warアンチャーテッドがプレイできるようになるのかもしれません。 2012年には、ゲームを取り巻く環境はどうなっているのでしょうか。