危険な匂いのするゲーム多数。2,3月発売予定の注目ゲームカレンダー公開
二八は景気が悪いとはいいますが、ゲームもそうなのかもしれません
2月3月の注目ゲームカレンダーを更新しています。(ページの右側に並んでます)
2,3月発売のゲームを見渡すと、海外で評価の低かったゲームの日本発売が集中していて、なるほどやはり二八はものが売れないので、ライバルのいないここに各社発売するんだな、ということが何となく見えてきます。
昨年海外で酷評されたがっかりゲームの代表格ともいえるDragon Age IIやカースド クルセイド、デューク ニューケム フォーエバーなんかが2,3月に発売されます。
デューク ニューケム フォーエバーに至っては震災の影響もあり1年遅れでリリースです。
(ちなみに現時点でSteamにて$3.74でセール中です。)
デューク ニューケム フォーエバー
デューク ニューケム フォーエバーに関しては、これはもう期待値が大きすぎて失望したというケースで中身はそれほど酷くはないです。
下品ですが。
カースド クルセイド
カースド クルセイドは未プレイなので何ともいえませんが十字軍ものということで、海外では複雑な感情が絡むようですね。
陰謀ストーリーが陳腐だとか、内容が平凡とか、バグが、というのが低評価の原因のようです。
確かにトレイラーを見ると厨二なセリフだらけで失笑ものですが、日本ではこういう安っぽいセリフはゲームにつきものなので、意外と好きな方は好きかもしれませんね。
Dragon Age II
Dragon Age IIですが、トレイラー見る限り、こっちもびっくりするぐらいJRPGっぽいセリフのオンパレードですね。
こちらも前作から大きくシステムを変更したことがファンから非難されたゲームです。
FF13の一本道を批判していたBiowareが一本道化を進めたとか、前作ではごく一部のムービーを除いて喋らなかった主人公がペラペラよく喋るとか、コンパニオンのアーマーを自由に選べないとか、事実なら批判されるのももっともな内容ではあります。
個人的には前作はプレイステーション3版をプレイしたのですが、前作でさえPS3版になったことでPC版と比べると戦闘や視点の選択、操作性で大きく制限があり、本来の作品の面白さを損なっていたとは思います。
PCゲームファンを切り捨てて、大きく家庭用ゲーム機にすり寄ったという意味ではThe Witcher 2と同様の方向転換といえるかもしれません。
本作に関しては体験版をプレイしただけなので、何ともいえないのですが、前作とは違うゲームなんだと思ってプレイすれば、むしろRPG初心者でも敷居が低く遊びやすくなったといえるいいゲームだと感じました。
個人的に前作は、ルールと操作を覚えるのが大変で半年以上積んでしまいました。
実際プレイすれば(ゲームのスタイルがまったく違うものの)TES V SKYRIMにも劣らないような面白いRPGなので、とっつきにくさがもったいないゲームだったことは確かだと思います。
主人公が喋ることについては賛否分かれると思いますが、個人的には一人称視点は喋らない、三人称視点は喋って欲しい派です。
一人称ではやはり、自分=主人公なので喋って欲しくないです。ムービーもない方がいいです。Bioshockが理想です。
逆に三人称の場合は、画面の中の登場人物に感情移入できるかどうかなので、特に途中にムービーがある場合は喋って欲しいですね。アンチャーテッドなんかがそれに当たると思います。
なので三人称視点のこのゲームの場合、個人的には主人公が喋るのはむしろ好感が持てました。
SKYRIMで主人公が喋ったら、私も怒ると思いますが。
個人的には確実に買うと思います。
他にも2,3月は高評価のレビューと酷いレビューが海外でぽつぽつ出ているネバーデッドや、前作が酷評されたBlades of Timeなんかもリリースされます。
ネバーデッド
METAL GEAR SOLID RISINGといい、コナミは人体欠損に挑みすぎだと思います。(そういう姿勢好きです。おかげで日本でも徐々に大丈夫になってきましたね。規制は少ない方がいいです)
ただこのゲーム、IGNのレビューが3点です。(マジかよ!)
IGN:NeverDead Review
逆に興味津々です。
Blades of Time
Blades of Timeはムービー見る限り、Prince of Persia: The Forgotten Sands(プリンス・オブ・ペルシャ 忘却の砂)にすごく似ている気がするんですが、どうでしょうか。
似ているのなら、個人的にはプレイしてみたいです。
前作から主人公の造形が大きく変化しているのは、個人的にはアリです!
他にも2,3月発売のゲームには、続編も多いですね。
グランツーリスモ5 Spec IIやマスエフェクト 3といった大作もありますし、ソウルキャリバーVやNEWラブプラスなんかも、ファンなら買うしかないでしょう。
PCゲーマーにとっては、ダークネスⅡがリリースされます。
Steam版は日本語対応なので、欠損表現はじめ規制の入るCS版を嫌う方にはSteam版の方がお勧めかもしれません。
BINARY DOMAINや、GRAVITY DAZEといった新タイトルも気になる2,3月ですが、この中から蓋を開けてみたらびっくりするような面白いゲームは、果たして出てくるのでしょうか。