PS Vitaのバイオショックは移植ではない。もしかすると一部外注しちゃうかも。
PS Vitaのためだけの新作BioShockって贅沢すぎませんか。
ラプチャーでもコロンビアでもないゲームがプレイできるなら、もちろんそれに越したことはないですよね。
語るまでもないですが、バイオショックはPCゲーム、Xbox 360、プレイステーション3で発売されたFPSアドベンチャーゲームです。
E3 2011でPS Vitaにバイオショックタイトルのリリースが発表されていました。
joystiqよれば、PS VitaのバイオショックはBioShokというタイトルにもかかわらず、開発中のBioShock Infiniteやラプチャーでおなじみの旧BioShock2作のポータブルバージョンとして開発されてはいないとのこと。
バイオショックシリーズを手がけるKen Levineによると、
(移植は)開発のゴールじゃない。
我々のアイディアはVitaのようなプラットフォームでは良い表現方法だ。
我々はフランチャイズについて、主張しなきゃいけない。
たいしたことがないようなら、それは仕事(作品)とはいえない。
必要最低限の移植で済ませるデベロッパーをバカにしているわけじゃない。
どんなゲームにもいろんなアプローチの余地があると思うし。
そんなゲームを私はプレイしないといってるわけじゃない。
携帯ゲームでそういうゲームをプレイしたい。
ただ、PS Vitaのバイオショックはそういう(移植という)方法をとってないというだけなんだ。
私は実験だったりちょっと変わったことがしたい。
そう、それはフランチャイズにとって、ユニークなことでもある。
とのこと。
素晴らしいことですが心配なのはIrrational Gamesにそんな開発の余力があるの、ってことですね。
それについては、
「知っての通り十分なリソースはないよ。常にめいっぱいだ」
とあっさり。
VitaプロジェクトのためにIrrationalは、一部の「非凡な能力を持った人々」と外注する可能性について話したそうです。ただ、結局そうしないかもしれないので、どのスタジオともまだ委託の準備は出来ていないようです。
「いいクオリティーレベルを維持する、って簡単に言えたらいいんだけど、それには時間がかかるよね」
と語った彼は、
「いい人材やいいパートナーを雇うのは難しい」
とも語ったそうです。
ソース:joystiq