OnLiveでDear EstherなどIGF SHOWCASEが30分フリートライアル中。ついでにOnLiveを試してみるチャンス。
日本からじゃやっぱりムリがあるのか「OnLive IGF SHOWCASE」
PLAYISM ニュース & ブログさんでOnLive IGF SHOWCASEのフリートライアルが紹介されています。
(PLAYISMでは海外ゲームを日本語版でDL購入できます。素晴らしいです)
これはOnLiveを試す絶好の機会と思い、さっそく試してみました。
ところが、いきなりの「おめー、ハイ・レイテンシだから快適なプレイは出来ねーですよ」という無情な警告が。
そうですか。
覚悟はしていたんで、まったく驚きはありません。
関係なく突撃します。
やっぱりここは今話題のゲームを行っときましょう!ということで、まず最初にDear Estherをプレイ。
30分のフリートライアルですが、じつはDear Estherは体験版がなかったりするので、お試しプレイの貴重な機会だったりします。
プレイした印象は、私の環境ではもう完全にレスポンスが一拍遅れです。
グラフィックもHD画質のYouTubeのプレイ動画の中で動いているような、何ともいえない気持ち悪さです。
特にDear Estherでは草木が風にわさわさとそよいでいたりするので、細部がつぶれちゃって圧縮しすぎたMpeg動画という感じです。
こんなんでシューターなんかプレイしたらどうなるんだろう、と興味がわいたので、何となく目に入ったSaints Row: The Thirdもプレイ。
……結論から言うと、とてもプレイにたえません。
OnLiveが警告するとおりです。
快適にはほど遠く、もっさりだけではなくしっかりとコマ落ちまでしてくれます。
アクションゲームでは(私の環境では)まったくゲームになりません。
逆に、これが快適にプレイできたらいいだろうな、という可能性も感じるだけに、日本でも正式なサービスが開始されるのが望まれます。
Huluのように、ちゃんと日本語字幕までつけてくれたら最高ですね。
余談ですがSCE出身の平井一夫氏がソニーのCEOになるわけですが、今後OnLive的なサービスはいかにもソニーのブラビアなどに提供されそうな気がします。
不振のテレビ事業をあえて続けると宣言した平井氏なら、空気読まずにやっちゃいそうじゃありませんか?
何よりも他社のテレビとの明確な差別化が図れます。
PlayStation Certifiedがライセンスされたテレビなら、どこのメーカーのテレビでもいつでもプレイステーションのゲームが遊べる、なんて時代が来たら楽しいでしょうね。
誰もが持っているテレビでプレイできるなら、スマホのアプリのように自然に口コミで人気になるゲームなんかが出てきてもおかしくありません。
いろいろなビジネスモデルが考えられますし、閉塞感の漂う据置ゲーム市場に大きなインパクトを与えそうではあるんですが、平井さん、やってくれませんかねえ。
(いや、むしろ平井、やっちまえ)
じつはPLAYISMの日本語版ゲームはアマゾンでもダウンロード購入できます。