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桃太郎を倒すアクション・アドベンチャー「ONI - 空と風の哀歌」可愛い鬼の復讐譚

ONI : Road to be the Mightiest Oni

画像はSteamより

PCゲーム「ONI - 空と風の哀歌」がSteamでリリースされました。

ゲームのジャンルはアクション。開発元はKENEI DESIGN, SHUEISHA GAMES。ゲームは日本語に対応しています。価格は¥3,850ですが3月16日まではリリース記念セールで10%オフ。¥3,465です。

アクションゲーム「ONI - 空と風の哀歌」がSteamに登場しました!

ONI - 空と風の哀歌とは

「ONI - 空と風の哀歌」は主人公の空太と風丸が「鬼世島」と呼ばれる場所で試練に挑む物語である。「空太」は、桃太郎に倒された鬼たちの思念を呼び起こし戦う「試練」に挑む小鬼の戦士。「風丸」は精霊の相棒だ。

ONI - 空と風の哀歌のアクション

ONI - 空と風の哀歌の特徴

物語の舞台は小さな孤島「鬼世島」。鬼世島は四方を海峡に囲まれた小さな孤島であり、かつて島で生き残った者はほとんどいないという伝承がある。主人公である「空太」は、鬼王軍に戦いを挑んだ戦士の中で唯一生き残り、不思議な精霊「風丸」とともに試練に挑む。

空太と風丸は敵の心を折り、自分たちの誇りを取り戻すために戦う。最終目標は、人間の悪鬼・桃太郎を倒すことである。

空太は棍棒を使って、敵の「体」にダメージを与えることができる。風丸は距離をとりながら、敵の「心」を吸引することができる。空太と風丸は同時に操作することで、「一心同体」アクションを楽しむことができる。

「鬼世島」は三つのエリアに分かれており、様々な試練が用意されている。敵を倒すだけでなく、サポートキャラクターを護衛するミッションや、バケモノから逃げ切るなど、多彩な要素がある。また、キノコを集めることで新しい棍棒を購入することができる。これらの要素を通じて、主人公たちが少しずつ成長していく様子が描かれている。

冒険の舞台となる鬼世島は決して大きな舞台ではないが、緑が眩しい草原、視界を奪われる森林、巨石が浮かぶ平原など、KENEI DESIGNによるアートワークが豊かな色彩感覚を与えてくれる。このスモールワールド・エンタテインメントには、プロシージャル生成のステージやオープンワールドにはないクリエイターの思いが隅々まで詰まっている。

ONI - 空と風の哀歌の可愛らしいキャラクター

ONI - 空と風の哀歌の評価

アクションゲーム「ONI - 空と風の哀歌」は、いまのところ評判が良くない。

パフォーマンスについては、基本的な戦闘やカメラの調整、コンビネーションなどを行っても、20フレーム以上を継続的に獲得することができることはまれでとか、酷くイライラさせられるといった声が上がっている。一方で多くの人はパフォーマンスの問題を抱えていないとの声もある。コントローラーを接続することで問題が解決する場合もあるようだ。

音楽の使い方もあまり評判が良くない。新しいインタラクションが発生するたびに異なる音楽がループし、サイクルするため、音楽自体は良くても同じ曲を2時間も繰り返し聞かされ嫌になってくるという。島で常に流れる歌については、時間が経つにつれて非常にうるさく感じられるため、トグルオプションがあればよかったという意見もあり散々である。サウンドエフェクトもうるさく、安っぽく、質が低いと評判が悪い。

次のボスに挑むために2つのハートを獲得しなければならないが、そのためには8つの精霊を集めなければならず、1つ見つけるたびに像に戻って置かなければならない上に、精霊が追いかけてくるため、多くの時間を費やすことになるといったプレイ時間の水増しも不評だ。

ゲームの一部は、ネタ元のゲームと類似しているが、うまく機能していない。しかし、可愛らしくリラックスしたゲームである、とゲームの雰囲気やアートスタイルなどは評価されている。

「ONI - 空と風の哀歌」は、ただのアクションゲームにはとどまらず情感も豊かに表現されておりプレイヤーを魅了する要素も多い。今後もKENEI DESIGNが描くアートワークや、新たなゲームには期待が高まる。

store.steampowered.com

source:Steam

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