ゲームオンチ的レビュー「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」

進化した神ゲー「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」 ただでさえ神のネイトさんがGOTYになってしまった「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」です。 ムービーソース:UNCHARTED プレイする人間にとっては最高のゲーム。 プレイしない人間にとっては「アンチャアンチャうるさい」といわれる「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」。 ただのTPSでつまらなかったとか、すぐ飽きた、とか本当にちゃんとプレイしたのか？ これがつまらないなら、一生ホストみたいな男とパンツが見えるのが取り柄のヒロインが出てくるコマンドRPGでもやってろ。 （つい感情的になってしまうほど面白いゲームです。） 「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」は2009年に発売されるや、世界中で数々の賞を受賞した名作ビデオゲームです。 VGAで最優秀賞、wga awards（全米脚本家組合賞）でベストゲーム、GDCアワードではGame Of The Year（年間最優秀ゲーム）をはじめ五冠を達成、IAAで十冠、米Kotakuのファン投票によるGOTYを受賞するなど2009年の賞を総なめにしました。 まさに奇跡のゲームです。 なにがそんなに面白いのか、というところですが、まずは前作と同様の「いいとこ取り」の良さです。 一見、ただのTPS（三人称視点のシューター）と思われがちですが、アンチャーテッドの本質はアクションゲームや、アドベンチャーゲーム、ホラーゲームなどからも面白い要素やプレイをかき集め、テンポ良く最高のストーリーに乗せた総合ゲームです。 つまり、何でもあります。 一本道のゲームなので箱庭的な「何でもできる」は、ありませんが様々なゲームプレイが何でもあります。 飽きません。 「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」ではさらに、前作にはなかった敵に見つからないように隠れて行動するスニーキング要素も追加されました。（これはメタルギア・ソリッドなどで有名なゲームプレイ要素ですね。） 「本能が冷や汗をかく」のキャッチコピーが示すように、本作には前作以上のスリリングな舞台が用意されています。 ゲーム冒頭から、本当に自分が空中にぶら下がる列車から落ちるのではないか、と思わせる演出とレベルデザインは本当に見事としかいいようがありません。 全編を通してスリル満点です。 全米脚本家組合賞を受賞していることでも明らかなように、ストーリーもプレイヤーを飽きさせません。 特に最後の「泣いた」「泣いてない」のくだりは、私が泣きました。 グラフィックも前作より遙かに向上しています。 あまり面白いとは言えませんが、テンポのいいマルチプレイもあります。 初心者でも適度なやりがいを感じながらぜったいにクリアできる難易度といい、ちょうどいいカットシーンの長さといい、万人を満足させ得るゲームを一本挙げろといわれたら、私は間違いなくこの「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」を挙げます。 ゲームオンチ的には文句なくお勧めと致します。 ちなみに2011年現在もIGNが選ぶプレイステーション3 TOP25で堂々の1位です。 metacriticのメタスコア:96 関連記事： 2011年版 プレイステーション3 ゲーム TOP25！ ゲームオンチ的レビュー「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」 「アンチャーテッド3」のトロフィー情報流出 アンチャーテッド3にもPSNパス導入